トップコートの亀裂・ひび割れ

ポリエステル系トップコートは、歩行に耐えうる高強度を持ちますが、その硬さゆえに地震や気温の変化などによる下地の挙動に追従できず割れてしまうことがあります。
たとえ手順通りの正しい施工をしても時として不具合が発生す場合もあるのです。

アクリルウレタン系トップコートやアクリルシリコン系トップコートなど、比較的不具合の発生しにくいと言われている仕上げ塗料もあります。

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トップコートの剥がれ

この写真ではグレー色のトップコートがはがれて、半透明のFRP防水層が露出しています。
原因として微細なひび割れが徐々に進行したことや、紫外線による経年劣化や施工不良などがあげられます。

トップコートを塗る前の段階で、FRP防水層の表面調整や油分の除去をしっかり行わないと接着不良で早期に不具合が発生する可能性があるのです。

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