防水工事と雨漏りの用語集 た行
- タックフリー
防水材やシーリング材の表面が硬化しはじめて粘性が弱まり、触れても付着しない状態のこと。
指触乾燥ともいう。
- 脱気筒(だっきとう)
防水層の内側に発生する湿気(水蒸気)を排出させるために取り付けられるもの。
水蒸気による防水層のふくれを防止する効果がある。
- チョーキング
塗膜の劣化現象で、塗膜が紫外線によって光沢を失い、粉末を生じて白っぽくなる。
白亜化ともいう。
- 通気緩衝工法
下地からの湿気による防水層の膨れや下地の挙動による破断を防ぐために、通気緩衝シートを貼り付けてから防水施工する工法。
通気緩衝シートは、下地の湿気を脱気筒から排出しふくれを防止するとともに、下地の挙動を緩衝する効果があります。
- トップコート
防水層の上に塗布し、紫外線や熱などから防水層を保護するとともに、美観の付与を目的とする。
- トーチ工法(改質アスファルシートトーチ工法)
改質アスファルトルーフィングシート裏面と下地面をトーチバーナーであぶり、溶融しながら張り付ける工法。シート端部から溶融した改質アスファルトがはみ出す程度にあぶることが重要である。
- 塗膜防水
現場にて液状のものを塗布し、それが固まる(硬化)することにより形成される防水層。
ウレタンゴム系塗膜防水、FRP防水、ゴムアスファルト系塗膜防水、ポリマーセメント系塗膜防水など