アスファルト防水押えコンクリートの場合

伸縮目地材の浮き・雑草

押えコンクリートは防水層のふくれ防止や歩行用途に対応するため、防水層の上に施工するコンクリートです。コンクリートが気温、湿度の変化で膨張、収縮するのをご存知でしょうか?
伸縮目地はコンクリートの膨張・収縮の影響を緩和し、躯体の押し出し破壊や防水層の破断を防ぐために設けられています。
熱膨張を吸収するすべき、伸縮調整目地としての機能が低下し防水層の故障につながる可能性があります。

26080.JPG


立上り保護コンクリートのひび割れ

床面の押えコンクリートの膨張による押し出しや建物の動きなどによって、コンクリートにひび割れが発生しています。

コンクリートのひび割れだけであれば慌てて修理をする必要は無いのですが、雨漏りしている場合は防水層が破断している可能性が高いですので、お早目に対応してください。

0066.JPG


アスファルト防水露出仕上げの場合

継ぎ目のひび割れ・口開き

アスファルトは元々紫外線に弱く、単に塗布したままで太陽の直射に当たると短気にひび割れが発生します。そのためコンクリートや砂利などで押える工法を採るのです。一方、露出仕上げと称していても実際は全面に砂を付けた、砂付きルーフィングで保護しています。
シート相互の重なりができる継ぎ目部分が、紫外線などの経年劣化で硬くなりヒビが入ってきたり、継ぎ目が開いてきます。僅かな隙間からでも雨水が浸入し雨漏りの原因となることがあります。

s_P1010341.jpg


排水ドレン周りの劣化・施工不良

屋上やバルコ二ー・ベランダなどには、雨水を排出するための排水ドレンがあります。このドレンまわりの防水に口開きやひび割れなどの不具合があると雨水が浸入する場合があります。

防水層の裏側に雨水が浸入するとふくれの原因となり、さらには躯体のひび割れ・脆弱部やドレンと躯体の取り合い箇所などから階下へと雨漏りします。

1030355.jpg